2013年10月20日

国連って

まぁ結局のところ
日本人が幻想を抱いているような
国連っていうのは、
この世界には存在していないんですよね。

そこには、かつての戦勝国を中心として、
戦勝国同志が如何に利益を保ちつづけるか。
権力を維持し続けるか。
そういったものを調整する場になっているんですよ。
それが安全保障に関することになれば、
特にそういった感じが強くなってきますね。

人々の健康とか、そういったものはまた別になりますけどね。

先日、国連安全保障理事会の
次期非常任理事国に選出されたサウジアラビア。

そのサウジアラビアが、
非常任理事国入りを辞退すると発表しました。

声明のなかで、
安保理は二重基準がまかりとおっている。
世界平和と安定の保持と言う責務を遂行できるように
改革がなされない限り、
安保理入り事態という選択肢しかない
と説明したそうです。

実に明確で、まさにその通りといった感じですね。
物凄く名誉のある宣言だと思います。

国連安保理って、結局自分達の利益を守るために動いています。
シリアとかも、いつまでたってもまともに介入しなかったのは、
そこに利権が存在しないからでした。

アラブ諸国は、サウジアラビアに撤回を撤回するように求めているそうですが、
もし加入するとしても、
実に名誉ある行動だったと思います。

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Posted by もこっち  at 16:03